こんにちは、ウェルズグランデ天理店のAyakaです。
毎日楽しい美容師人生を、
たくさんのお客様と共に
歩んでいきたいと思っております!
[生い立ち、夢]
私は天理市に産まれ天理市で育ちました。
2人兄妹で弟がいます。
母が弟を妊娠してから、
私は母に一切わがままを言わなくなったそうです。
弟が生まれてからはお姉ちゃんとしてしっかりしなければいけないと思い、
何でも我慢するようになりました。
母が働き始めてからは、家に弟と2人になることも多く、
小学生の頃から常に鍵を持ち歩き、弟の面倒を見ることが日課でした。
ですが、それをとても楽しく感じていました。
母親が常にいる家庭は羨ましいと思ったこともありましたが、
それ以上に自分のできることが増えて、
頼りにされていることが嬉しいと思っていました。
小さい頃から負けず嫌いで、
世話好きな性格だったからだと思います。
小学生から中学生の時はバスケットボール部に入り、
キャプテンを務めていたので、
その時もこの性格を活かして頑張りました。
そして小学生の時から、
人の役に立つ仕事をしたいと考えていました。
自分が病弱だったこともあり、医療系に進もうかなと考えてみたり、
市の保健師さんと関わったことで、保健師になろうかなと考えてみたりと、
いろいろな夢を考えていました。
[進路選択]
私は将来の夢や進路など、
なるべく広い範囲で選びたいとずっと思っていたので、
小学生の時から勉強を1番に頑張りました。
高校は進学校に入り、医療系に進もうと決めていました。
そして高校3年生の夏、私の人生を変える出来事がありました。
私が小学生の頃から髪を切って下さっていた美容師さんが、
ご結婚されて退職されることになり、
最後の出勤の日にお花を持ってお店に会いにいきました。
その時、私以外のたくさんのお客さんがお店に来られていて、
お花やプレゼントなど持ってこられていて、
大勢の人がその方の退職を惜しんでいました。
その姿を見て、こんなに人に必要とされ、
人と密接に関われる仕事は、美容師しかないのではと思いました。
人の役に立つ仕事がしたいと思っていた私に、
人に必要とされる人生を歩みたいと思っていた私にとって、
その方がすごく自分の憧れに見えて、美容師になろうと決めました。
その思いを親に相談し、負けず嫌いの私は、人よりも早く切れるようになりたい、
早くスタイリストになって上にいきたいという思いが強く、
美容学校に行かずに入社して通信制で美容学校に通うことにしました。
[社会人]
小学生の頃から切ってもらっていたのが、
このカットウェルズの美容師さんでした。
家族でウェルズに通っていたので、
美容師さんにとっても私は馴染みのお客さんという感じでした。
ウェルズの先輩方に憧れて美容師になりたいと思ったので、
ウェルズに入社させていただくことに決めました。
高校生あがりの私は、社会人としてのマナーや先輩後輩のあり方など、
何も知らずに入社したので、
美容師の前に社会人として大事なことを、1から教えて下さいました。
たくさん怒られて泣くこともありましたが、
少しでもやめたいという言葉を口にすれば、
ご飯に連れていってもらったり夜遅くまで残って下さって、
とことん話を聞いて下さる先輩方ばかりでした。
いつの時も周りの方々に支えられ、
手荒れや検定に行き詰まった時も乗り越えられました。
天理店で働いて1年ほどたった時、
田原本店への異動が決まりました。
田原本店ではアシスタントが私1人、スタイリストさんが4人という環境で、
天理店とは全く違う環境に戸惑いました。
ですが、先輩方は私を信頼して下さり、
技術を任せていただいたりお客様にたくさん関わらせていただいて、
アシスタントでは考えられないほどお客様との関係が密接になり、
毎日がとても楽しかったです。
先輩方やお客様の応援もあり、4年目でスタイリストデビューしました。
やっとスタート地点に立てたと、喜びとこれからの責任をすごく感じました。
[美容師になって]
スタイリストデビューして初めてのお客様は「母親」と、
アシスタントの時から決めていました。
デビューした次の日の朝一番に、母親に来てもらい、カットとカラーをしました。
その時の母の嬉しそうな顔を今でも忘れられません。
手荒れで苦しんだ時、上手くいかなくて泣いていた日々を、
1番そばで支えてくれたのは家族です。
美容師になって更に、家族へ感謝するようになりました。
私はデビューして2年ほどで妊娠し、
出産のため産休入りました。
1年間休職して復帰させていただきました。
産休に入る前には、たくさんのお客様におめでとうという言葉をかけて頂いたり、
寂しいというお言葉を頂いたりと、
産休に入るのが悲しくなるくらい、美容師から少しの間離れるのが嫌になりました。
その時に初めて、高校生の時の憧れの美容師さんに少し近付けているのかなと感じました。
復帰するのが待ち遠しいくらいに、
美容師が好きなのだと、休職中に思いました。
復帰してからも今までに出会ったことのないお客様と出会えて、
1から新たにスタートさせてもらえて、とても楽しいです。
妊娠、出産を経て女性としても成長でき、
より多くの女性の気持ちやお母さんの大変さを理解することで、
今までとは違う視点でお客様に提案できたり、共感できるようになりました。
美容師という仕事はヘアスタイルや髪質などのお悩みだけでなく、
プライベートの話まですることができるような、人との距離がとても近い仕事です。
だからこそ、よりたくさんのお客様の心に寄り添えることのできる美容師になっていきたいと思っています。
話すことが苦手な方も多いと思いますが、
切る前のカウンセリングだけでもお話いただいて、
その方を理解し、施術させて頂きたいと思っています。
髪を切りたいから美容室に行こうというだけでなく、
私にまた会いたいと思ってもらえる美容師になりたいと思っておりますので、
よろしくお願いいたします!!